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これを称して、「清潔症候群」なる新語も作られましたが、確かに一種の社会的な病気のような気がします。そこで、ドレスアップしてパーティや観劇、食事に出かける前、あるいは大切な人に会う前などには、着替える前にまずシャワーをあびる習慣があるのですが、これは実に理にかなっています。ただし、発生頻度はワキガに比べて非常に少なく、ワキガ体質の人の10人に一人くらいの割合だと考えられています。エクリン汗腺の約10倍の大きさがあるので、大汗腺と呼ばれています。皮膚を切開すると、カズノコの粒々のようなアポクリン汗腺の存在を確認することができます。皮脂は、皮膚表面でエクリン汗と混ざることで油膜をつくり、皮膚や毛を保護する役目を果たしています。ただ、ワキガ臭が強い人ではアポクリン汗腺の量が多く、ワキガ臭が弱いか全くない人では、アポクリン汗腺の量が少ないということが経験的に分かっています。原始時代、ワキガが異性をよびよせる信号だった時代には、ワキ毛のこの性質は大変役に立ったのでしょうが、現代のワキガ体質の人にとっては、短所でしかありません。大量に市販されているローション、スプレーなどのデオドラント化粧品や制汗剤にも、制汗作用と殺菌作用のある薬品が配合されています。制汗剤といっても殺菌剤も配合されていることが多いようです。なんといっても、臭いを発生する部分の皮膚を全て切り取ってしまうのですから、効果は確実で、いまでも大学病院などでは採用されています。脱毛クリームは、化学薬品によって毛を溶かす方法ですが、パッチテストを忘れず、使用上の注意をよく守ることが必要です。
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